ランド戦士の皆様、南アフリカの失業率についてまとめてみました。
失業率とは、ざっくり簡単に言いますと、
失業率(%)
=失業者÷労働人口
就業者=仕事をしている人
失業者=仕事を探しているけど仕事がない人
労働人口=就業者+失業者
各国によって定義が違うらしく、日本が失業率が低いのは家事を手伝ったら失業者でなくなるとか、労働人口に公務員を加えているとかで随分と低い数字が出ているようです。普通は公務員(自衛隊も含む)加えないらしいのですが、なぜか日本は加えています。
そういわけで、日本もアメリカ式にやると10%は超えるということです。
それで、南アフリカの失業率ですが25%ほどです。
人種で失業率が違うらしく
白人の失業率7%ぐらいに対し・・・・・・
黒人の失業率が27%ぐらい、アジア系が13%、そして混血(カラードと呼ぶそうです)が23%となっています。
これだけ差があるということは、要するに人種差別が根強く残っている訳ですね。
白人は雇うけど、黒人は門前払いという状況なわけです。
恐らく仕事はあるのだと思います。
この差別問題はどうみても南アフリカ経済には良くないですね。
アパルトヘイトなる人種差別法が1994年まであった国ですから、まだまだ差別はあるようです。
しかし、この問題は時が経つとともに薄れていくと思います。
南アフリカの方も馬鹿ではないでしょうから・・・
黒人への教育も強化されているようです。(アパルトヘイト時代は黒人は義務教育対象外だったそうです)
恐らくこういうことが犯罪率の増加になっているのではないでしょうか。
この差別問題は改善の方向に進んでいます。
となると、今後、経済はじわじわですが良くなるんじゃないでしょうか。(そう簡単には行かないかもしれませんが・・・)
IMFも南アフリカの失業率は2015年をピークに下げると予測しているようです。
詳しくはこちらをご覧ください。「南アフリカの失業率の推移(2011~2020年)」
次に発表される失業率、低く数字がでればいいですね。
追伸
たかさまを見習い大王も勉強してみました。
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大王さん、こんにちわ。
より詳しい情報ありがとうございます。
南アフリカは、アパルトヘイト時代の弊害で、治安とかも悪いですよね。
でも、大王さんが言うように、制度撤廃後の人達が、徐々に社会人になりつつありますから。